免鳥城 (めんどりじょう) (面鳥城・妻鳥城)
所在地 栃木県佐野市免鳥町767 2021.7.19 7.26
免鳥城 (めんどりじょう) (面鳥城・妻鳥城)
所在地 栃木県佐野市免鳥町767 2021.7.19 7.26
本丸
城址碑
由来文
五輪塔
免鳥公民館西の堀跡
免鳥城跡(地図)
【遺構★☆☆☆☆】
【感想】 免鳥公民館の西に堀跡の水路があり、城址碑のある所が微高地となっており本丸と思われるが、遺構は消滅している。
【案内】 免鳥公民館(表記番地)に駐車できる[マップコード64 486 480*61]。公民館西に堀跡の水路が見られ、北東の石垣の上に城址碑が建てられ、由来文や五輪塔がある。
【歴史】 大永五年(1525年)唐沢城の西の守りの出城として免鳥山城守義昌により築かれた。その後、高瀬満重、高瀬忠行が城主となった。
天正五年(1577年)四月二十八日、足利長尾顕長勢と佐野勢の大合戦にて敗れ落城した。その後、佐野宗綱が奪還した。
天正九年(1581年)足利城主・長尾顕長に攻められ落城、浅羽左衛門が城主となった。
天正十三年(1585年)佐野宗綱は長尾氏の所領へ攻め込み、須花坂の戦いで討死した。佐野家は北条氏政の弟氏忠を養子に迎え、北条氏に属していた長尾顕長から佐野氏忠へ返還され、佐野和泉守が城主となった。
北条氏滅亡後も存城したが、慶長十九年(1614年)佐野信吉の改易に伴い、免鳥城は廃城となった。