原城 (はらじょう) (市の史跡)
最寄地 群馬県高崎市上室田町3041 2021.1.21
原城 (はらじょう) (市の史跡)
最寄地 群馬県高崎市上室田町3041 2021.1.21
登城ルート
2郭・標柱
説明板
中屋敷より見た空堀・主郭
2郭東の2条の空堀
主郭
原城跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 高崎市上室田町にある台地西側に2条の深い空堀で区切られた小規模な崖端城となっている。
主郭は南北約40m幅約15mの規模で西側にやや傾斜しており、東側台地との間に深い空堀が見られ、圧巻である。
さらに外側にもう1条の屈曲した空堀があり、その間に2郭とそれに続く細尾根先に3郭が配置されている。3郭の台地との接続部には2重の堀切がある。
東側の中屋敷は階段状の田圃となっている。
【案内】 県道122号線に面した「雨堤農産物集荷所」(表記番地)に駐車した[マップコード705 219 620*35]。
北に140m程行き、右に折れると城跡西に着く。2郭に標柱説明板が建てられ祠が祀られている。
昭和六十三年(1988年)5月16日、高崎市の史跡に指定された。
【歴史】 中世末期、雨堤の豪族の長壁道観が賓将斎藤半兵衛竜政(斎藤道三の末流)とともに築いた城と云われている。