衣川柵 (ころもがわのさく) (並木屋敷)
所在地 岩手県奥州市衣川区並木前 2014.8.16
衣川柵 (ころもがわのさく) (並木屋敷)
所在地 岩手県奥州市衣川区並木前 2014.8.16
並木屋敷跡説明板・標柱
説明板
【遺構★☆☆☆☆】
【案内・感想】 「接待館跡」より西に850m行った道路北に並木屋敷跡の説明板・標柱が建てられ、屋敷跡は畑や宅地となっている[マップコード142 311 552*47](地図)。
【歴史】 永承元年(1046年)頃、安倍頼時(頼良)が一帯に本拠を構えた。桜並木に囲まれていたと伝えられる当地は、康平五年(1062年)九月の安倍貞任(さだとう)の撤退までの十八年間安倍氏の政庁である。
その翌年、康平六年(1063年)から永保三年(1083年)までの二十年間は安倍氏に替わって奥六郡を支配した清原武則・武貞・真衡(さねひら)三代の居館であったと云われている。
ここが衣川柵と称されるようになったのは、清原氏支配になってからのことである。