川崎城 (かわさきじょう) (塩谷城 )(しおやじょう)
所在地 栃木県矢板市川崎反町 2013.11.3
川崎城 (かわさきじょう) (塩谷城 )(しおやじょう)
所在地 栃木県矢板市川崎反町 2013.11.3
案内図
二の丸跡
空堀・二の丸跡
本丸跡
本丸跡・土塁・石碑
城跡碑
三の丸本丸間の空堀
川崎城 本丸跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高30m】
【案内・感想】 県道242号の東北自動車道の東側を、北に行くと駐車場があり[マップコード121 095 864*38](地図)、比高約30mの川崎城跡の高台がある。
登っていくと南曲輪がある。空堀の径を行くと星宮神社が建ち、さらに行くと本丸がある。土塁の上に「川崎城跡」の石碑が建てられている。東には矢板の田園風景が望める。
本丸の北西に空堀、二の丸、さらにその北に三の丸がある。空堀、土塁の保存状態は良い。
【歴史】 正治・建仁年間(1199~1203年)に宇都宮業綱の次男・塩谷朝業により築城された。
鎌倉幕府の有力な御家人であり、実朝とも和歌を通して親しくなった。朝業の次男時朝が笠間城主となり笠間と姉妹都市となった。朝業が梅を詠んだ和歌が多いことから、城跡に梅が植えられた。
文禄四年(1595年)十九代義綱の時、秀吉により改易を言い渡され廃城となった。義綱はその後、寛永八年(1631年)72歳迄生きた。