桜丘チャシ (さくらおかちゃし)
最寄地 北海道勇払郡厚真町桜丘111 2017.7.12
桜丘チャシ (さくらおかちゃし)
最寄地 北海道勇払郡厚真町桜丘111 2017.7.12
登城ルート(緑線は車道)
頂上の駐車場・入口
堀切
堀切(横から)
中央部
先端部
帯郭
桜丘チャシ跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高45m】
【感想】 標高約82m比高約45mの尾根先端部にあり、内地の城のような深い堀切は大いに目を引く。
チャシ跡は東西約30m南北約10mと細長く中規模であり、除草され、よく保存されている。
【案内】 厚真町の道道235号線より「専厚寺」先を北に、近悦府川を渡り、約1.9km行った表記番地先に案内板(褪せている)が建てられている[マップコード455 888 564*71](地図)。
そこから砂利道を登ってゆくと頂上に駐車場が用意されている。西(左)に歩くと間もなく、深い堀切がある。西に細長い平坦地、西端に帯郭がある。
訪問した翌2018年9月6日に起きた「北海道胆振東部地震」で大きな被害を受けましたが、最近のグーグルマップで見ると山頂へ行く道路の左側が崩落しているようで通行できるか分かりません(車道を歩くかも)。幸いチャシ付近は多少の変形はあるかもしれないが緑の森に覆われており大丈夫かと思います(2021.4.4)。
【歴史】 発掘調査の結果、350年前アイヌと和人(松前藩)が戦ったことが分かった(寛文九年(1669年)松前藩とシャクシャインの戦い)。