赤岩城 (あかいわじょう)
所在地 群馬県邑楽郡千代田町赤岩甲1041 2016.11.19
赤岩城 (あかいわじょう)
所在地 群馬県邑楽郡千代田町赤岩甲1041 2016.11.19
南側空堀跡
光恩寺
北西側空堀と土塁
長屋門
古墳と梵鐘
赤井照光の墓
赤岩の渡し
赤岩城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 地理的に見て、舟運の要衝を抑える為築城されたことが窺える。平城のため空堀は河川の氾濫などで埋まったりした可能性がある。
【案内】 利根川の左岸、光恩寺(表記番地)境内となり、参詣用駐車場[マップコード34 143 483*65]が用意されている。
山門南側に空堀が残り、北西側に土塁と空堀が残っている。東側の堂山古墳の円墳に梵鐘、方墳に赤井照光(天文十四年没)の墓がある。
また、明治十八年日本で最初の女医となった荻野吟子の生家の長屋門が境内に移築されている。
南方の利根川には、県道152号線の延長として赤岩の渡しが無料で運行されている。
【歴史】 鎌倉時代、佐貫庄(館林周辺)を治めた佐貫嗣綱により築かれた。
佐貫氏の子孫、赤井照光は室町時代、館林城を築き初代城主となっている。