奥沢館 (おくさわやかた)
所在地 栃木県大田原市蜂巣21−6 2022.12.18
奥沢館 (おくさわやかた)
所在地 栃木県大田原市蜂巣21−6 2022.12.18
犬追馬場跡説明板
交差点
北西の土塁・空堀(南から)
北西の土塁・空堀(北から)
奥沢館土塁跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 国道294号線「くらしの館」より西に行った交差点手前に「犬追物跡」の説明板が建てられている[マップコード121 479 123*23](地図)。
交差点付近が館跡とされ、交差点西の表記番地西側に土塁や浅い堀が残っている。
交差点南側の竹林の中に土塁があったようだが、整地され売地の看板が立っていた。
【歴史】 平安時代の久寿年間(1154~56年)三浦介義明・千葉介常胤・上総介広常は、玉藻前が狐と化して那須野に隠れ棲んでいるのを退治するため、犬を狐に見立てて追い射る武技を行った跡という。
大関氏11代当主増雄が白旗城より黒羽に進出したとき、角田氏は八幡館を譲り、奥沢館を築いて移り奥沢氏を称したという。