札的チャシ (さってきちゃし)
最寄地 北海道樺戸郡浦臼町ウラウシナイ179 2017.7.14
札的チャシ (さってきちゃし)
最寄地 北海道樺戸郡浦臼町ウラウシナイ179 2017.7.14
登城ルート
引き込み道路
標柱
ここを登り左へ折り返す
北西の壕
平坦部(北西)
平坦部(南)
南東の壕
札的チャシ跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高30m】
【感想】 国道275号線、JR学園都市線(札沼線)の西に櫛の歯状に突き出た尾根の一つ、標高約45mの尾根先端部にあり、平坦部の両端に壕のある、いわゆる2条堀のチャシである。
左に30mほど行くと谷があり、ピンクの紐があるので沢を渡り登ってゆくと左に倒木があり、右の立ち木にピンクの紐があった。
登ってみると(実は、登ってすぐ大きく左へ行けばよかったが)、密生し身の丈ほどの隈笹をかき分けて、左に行くが1時間ほど歩いて迷ってしまい辿り着けなかった。何とか麓に帰り、休憩後、水路横の斜面から直登することにした(写真)。
すると、物見のような出張り部があり、その北に登ると壕があるではないか!
そこがチャシ跡で北に50mほどの広い平坦部がありその北に見事な壕があった。
【案内】 国道275号線表記番地の西に引き込み道路があり、駐車できる[マップコード180 875 130*10](地図)。
踏切を渡って右に標柱、左に水路工事で削られた切岸が見える。
【歴史】 鶴沼チャシの南にあり、寛文年間(1661~73年)、石狩地方のアイヌの酋長・ハウカセとの関連が考えられる。