亥鼻城 (いのはなじょう) (千葉城)
所在地 千葉県千葉市中央区亥鼻1-6 2013.8.20 2015.4.3
亥鼻城 (いのはなじょう) (千葉城)
所在地 千葉県千葉市中央区亥鼻1-6 2013.8.20 2015.4.3
亥鼻公園北側
神明社
模擬天守・郷土博物館
主郭跡
亥鼻城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 現在「亥鼻公園」(表記番地)となり、また四層五階天守風の県立郷土博物館が建てられ東に、駐車場があり[マップコード27 360 141*77](地図)、南に文化会館が建てられている。
北側に土塁があり、虎口跡と思われる。北に一段高く神明社が祀られている。
【歴史】 大治元年(1126年)千葉常胤の父千葉常重が亥鼻の麓(北西約250mの千葉地方裁判所があるあたり)に館を築いた。
常胤の時代、源頼朝の挙兵に呼応し、また上総氏などの豪族が消滅したことから、千葉氏は亥鼻を本拠に下総、上総の支配権を確立した。
文明年間(1469~87年)、千葉氏が本拠地を本佐倉城に移すまで、亥鼻の館が千葉氏の本拠であった。亥鼻の主郭高台には物見櫓などの建物があったと考えられる。