八乙女城 (やおとめじょう)
最寄地 秋田県大仙市長野長野山88 2016.6.8
八乙女城 (やおとめじょう)
最寄地 秋田県大仙市長野長野山88 2016.6.8
説明板
2郭・駐車場
段郭
主郭
出丸・多目的広場
見張り岩
八乙女城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 県道256号線の玉川に架かる橋を渡り、南に行った表記番地の横を登って約250m南を左折すると[マップコード280 092 768*74]、 2郭の八乙女公園駐車場に着く。そこに説明板、案内図が建てられている。
北東に段郭を備えた主郭があり、その北に下がって、細長い出丸がある。多目的広場として供され、四阿が建てられている。本丸下の東側に「見張り岩」、「手投げ石」がある。
現在二千本余のソメイヨシノが植えられ、桜の名所となっている。
【歴史】 文政十一年(1828年)に、この地を訪れた菅江真澄の著書『月の出羽路』に記されている内容から、当時一大勢力を誇っていた安倍氏の防衛拠点として、十世紀初めには城郭として利用されていたと考えられる。