棚倉城 (たなぐらじょう)
所在地 福島県東白川郡棚倉町棚倉城跡 2013.11.10
棚倉城 (たなぐらじょう)
所在地 福島県東白川郡棚倉町棚倉城跡 2013.11.10
説明板
堀・土塁
本丸跡・土塁
櫓門跡
本丸跡・土塁
本丸跡・土塁
棚倉城 本丸跡(地図)
【遺構★★★★☆】
【案内・感想】 水郡線「磐城棚倉駅」の南方役700mに亀ヶ城公園となり、北東に駐車場[マップコード225 406 322*33](地図)が用意されている。
紅葉が堀の水面に映えて美しい。水堀で囲まれた本丸の周囲に土塁がよく保存されている。
本丸周囲の二ノ丸は宅地化されている。
【歴史】 徳川二代秀忠の時、丹羽長重は都都古別神社を遷宮し、その跡地に寛永二年(1625年)築城された。
丹羽長重は寛永四年(1627年)に白河藩(白河小峰城)に移封され、その後、内藤信照等諸大名の転封を繰り返した後、最終的には慶応四年(1866年)に阿部正静が6万石で入封した。
棚倉藩は奥羽越列藩同盟に加盟したため、慶応四年(1868年)に始まった戊辰戦争で板垣退助の率いる官軍800名に攻められ、六月二十四日に1日で落城した。