小泉城 (こいずみじょう) (冨岡城)
所在地 群馬県邑楽郡大泉町城之内2 2013.11.3
小泉城 (こいずみじょう) (冨岡城)
所在地 群馬県邑楽郡大泉町城之内2 2013.11.3
公園入口
説明案内板
内堀
本丸跡・土塁
城之内古墳
外堀
小泉城 本丸跡(地図)
【遺構★★★★☆】
【案内・感想】 県道38号線「市場通り」交差点の北の次の信号交差点を西に約300mゆき、北に駐車場が用意されている[マップコード34 320 813*71]。
東武小泉線「小泉町駅」から徒歩で西に600m(10分)ほどである。外堀の北を東武小泉線が大きく曲がり通っている。
公園入口に「小泉城跡」の模擬石塁があり、回の字に内堀、外堀がありその間に二の丸がある。内堀は一周でき、石垣、土塁に囲まれた本丸は芝生の公園となっており、市民の憩いの場となっている。
二の丸(地図)には「城之内古墳」及び「城之内百庚申」がある。「庚申」と彫られた楕円形の石柱を数十以上見ることができるが、これは庚申信仰が盛んだった江戸時代のものと考えられている。
【歴史】 延徳元年(1489年)冨岡主税介直光により縄張りが行われ、以後冨岡氏六代にわたり百年余の居城として栄えた。
小田原北条氏の傘下であり、天正十八年(1590年)豊富秀吉の小田原攻めの果てに敗れ、廃城となった。