館山城 (たてやまじょう)
最寄地 山形県米沢市舘山(大字)1688-10 2015.6.10
館山城 (たてやまじょう)
最寄地 山形県米沢市舘山(大字)1688-10 2015.6.10
登城ルート(緑線は車道)
東郭の井戸跡・政宗生誕地標柱
南門跡(虎口)
馬出曲輪
主郭跡
枡形の石垣
堀切(発電所水路)
館山城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高40m】
【案内・感想】 鬼面とその支流大樽川に挟まれた比高約40mの舌状台地先端部に位置している。
館山発電所の南側が「館山東館」の曲輪で駐車場が用意され、井戸跡が複数残り、「伊達政宗公生誕の地」の標柱が建てられている[マップコード515 293 101*26]。
北側の釣堀のある平地が「館山北館」である。釣堀付近のY字路を左折して少し行くと「搦め手登り口」がある(地図)。
東館の大樽川に沿った西端に「大手登り口」がある(地図)。南門跡の虎口の東に「馬出曲輪」があり東端に発電所管路がある。
西に行くと比高約40mの平坦地に主郭跡があり、その北西側に桝形虎口の石垣が残る(発掘途中)。その西に土塁が残り、発電所水路として利用されている堀切がある。搦め手付近に竪堀が残っている。
【歴史】 天文十七年(1548年)伊達晴宗が桑折西山城から米沢に拠点を移した際の主城とされている。
以後、伊達氏は輝宗、政宗と引き継ぎ、天正十九年(1591年)政宗が岩出山城に移るまでの43年間伊達氏の居城であった。