名栗根古屋城 (なぐりねごやじょう)
最寄地 埼玉県飯能市下名栗1046 2022.10.28
名栗根古屋城 (なぐりねごやじょう)
最寄地 埼玉県飯能市下名栗1046 2022.10.28
登城ルート
東側遠景・墓地への道
北東側斜面
浅い堀切・東の郭
主郭・窪地
西尾根
名栗根古屋城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高110m】
【感想】 当市に移住して23年、殆ど知られていない城跡があると聞き及んで訪れてみた。
名栗根古屋城は入間川右岸の標高約330mの尾根先端部に築かれている。堀切はひいき目に見てそれとわかる程度で、東西に細長い主郭の東端に狼煙台に使われたと思われる窪地が残っている。
北側下段には狭い帯郭が見られた。
【案内】 県道53号線横にある諏訪神社(表記番地)の駐車場が利用できる[マップコード91 068 085*74]。
県道の150mほど西より入ると民家があり、その手前から墓地への道が続いている(地図)。薮は無く墓地から頂上が見えており、急斜面を右手方向に登り北東尾根から直登すると城跡に着く。
【歴史】 『名栗村史』によると、丹党加地氏の一族・加治源田左衛門が在地領主であったことが記されている。
戦国時代、間藤藤吉が居城したとの言い伝えもある。