吉田城 (よしだじょう) (県の史跡)
最寄地 秋田県横手市平鹿町上吉田吉田51 2016.8.5
吉田城 (よしだじょう) (県の史跡)
最寄地 秋田県横手市平鹿町上吉田吉田51 2016.8.5
北東入口・標柱
東側堀と土塁
北東土塁上の三吉神社
主郭・土塁
西側空堀
吉田城跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 西法寺(表記番地)の北に隣接しており、稲荷神社参道横に城跡標柱が建てられている[マップコード138 136 550*45]。
土塁が東、北、西に完存し南側は墓地となり、一部崩されている。西と東、南に堀が残っている。
所有者は西法寺他で、昭和五十五年(1980年)12月11日、秋田県の史跡に指定された。
【構造】 土塁は東西120m・南北100m、基底幅約6m、上幅約3m高さ約2mで、その外周を幅約6~10mの水堀が囲んでいる。
土塁北西隅は花見崎と呼ばれ、北東隅には三吉神社・稲荷神社がある。
【歴史】 戦国時代、平鹿・雄勝地方を支配した小野寺景道が築城したと伝えられる。
その後、小野寺陳道が継承したが、慶長六年(1601年)ごろ小野寺氏の改易と共に廃城となった。