上南摩下の城 (かみなんましものじょう)
最寄地 栃木県鹿沼市上南摩町404 2018.1.13
上南摩下の城 (かみなんましものじょう)
最寄地 栃木県鹿沼市上南摩町404 2018.1.13
登城ルート(緑は北西の郭)
宝城寺
南東2番目の堀切
主郭
主郭の南摩城址の碑
主郭北西1番目の堀切
北西3条目の堀切
北西4条目の堀切
上南摩下の城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高50m】
【感想】 上の城の南東約1kmの比高50mほどの低い丘陵に築かれている。
堀切が多数残され見応えがある。草木や倒木が多く、冬場だから見られるが、放置され夏場は酷い状況だと思われる。
【案内】 県道177号線に面した宝城寺の墓地裏から直登する。境内まで行けると思われるが、県道に路駐した[マップコード132 127 297*07]。
墓地付近は竹藪になっているが、少し登ると杉林となり、東端の堀切に着く。に西に階段状の郭が2つほどあり、倒木のある堀切が残っている。
北側を通路があり、左に5mほどの切岸の主郭がある。登ってみると、虎口かと思われる深い窪地があり、どうやら土取りで削られたらしい。
主郭には「南摩城址」の石碑が建てられている。
主郭の北西に堀切、郭、堀切、小郭、2重堀切、小郭、深い堀切と並んでおりその北西の山頂に至る。
【歴史】 上南摩を支配した上南摩氏は唐沢山城主・佐野盛綱の子、郷綱に始まるといわれる。詳細は不明。
「上南摩上の城」が詰城といわれるのに対して、「下の城」は平時の居城と云われている。