白旗城 (しらはたじょう) (本城山) (市の史跡)
最寄地 栃木県大田原市余瀬474 2018.7.3
白旗城 (しらはたじょう) (本城山) (市の史跡)
最寄地 栃木県大田原市余瀬474 2018.7.3
登城ルート
東側道路・入り口
空堀(参道)
主郭・余瀬愛宕神社
主郭北空堀
シダの茂った2郭
2郭北空堀
白旗城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高25m】
【感想】 大田原市余瀬の比高25mほどの丘陵に築かれた連郭式の山城となっている。空堀は草木で鬱蒼としているが、5mほどの深さがある。
【案内】 大田原市余瀬の表記番地前の市道横に駐車場が2台分用意され案内板、説明板が建てられている[マップコード121 417 816*04](地図)。
山裾に沿って北西に約250m行くと、左に入口があり空堀を通って右に登ると広い主郭があり、余瀬愛宕神社が祀られている。北に空堀で隔てて2郭があり背後に空堀が残っている。
昭和四十六年(1971年)2月12日、大田原市の史跡に指定された。
【歴史】 応永年間(1394~1428年)7代大関増清が松野(現那珂川町)から拠点を移し、広増、増信、忠増が居城とした。11代増雄のときに八幡館へと移った。
増雄の跡を継いだ12代宗増は八幡館から大関城へと移り、宗増の跡を継いだ増次によって白旗城は修築され、再び大関氏は白旗城を居城とした。
その後、天正四年(1576年)大関高増が黒羽城を築いて移るまで続いた。