三沢城 (みさわじょう)
最寄地 宮城県白石市大鷹沢三沢落合63 2020.3.1
三沢城 (みさわじょう)
最寄地 宮城県白石市大鷹沢三沢落合63 2020.3.1
登城ルート(緑線は車道)
登り口
2郭東下段の郭の横堀
2郭・祠・標識
主郭北側側下段の横堀
主郭切岸
主郭・最高所
主郭西側横堀(上段)
三沢城主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高70m】
【感想】 白石市大鷹沢三沢の標高約132mな丘陵に築かれている。
全体的に藪化しており、写真写りが悪いが、横堀や竪堀、L型の土橋などが残っている。
【案内】 県道106号線より大聖寺(表記番地)に向かう[マップコード156 183 841*22]。
本堂左手に説明板が建てられ、駐車場先の墓地から、右手の尾根に登る(小さな標識あり)。
墓地の右側より登ってゆくと、2郭から続く郭があり、横堀が見られる。西に行くと、2郭があり、藪の中に祠と標識が建てられている。
2郭から北に行くと、北郭があり(地図)、2、3段の横堀がある。
戻って2郭の南に、藪となっているが、折れのある土橋、横堀が見られ、上段にも横堀が残っている。
東側に竪堀があり、最高所に傾斜した広い主郭がある。主郭の西側に下ると、横堀が2条残っている。
【歴史】 古くは藤原泰衡が居住したと云われる。
正平七年(1353年)三月、霊山城にいた南朝方の総帥・北畠顕信(顕家の弟)が、しばらく三沢城に籠城し北朝方の吉良貞経などの軍と戦った。
慶長年間(1596~1615年)には、三沢信濃守頼母の居城と伝えられている。