中島城 (なかじまじょう)
所在地 千葉県銚子市中島町2-163 2016.12.7
中島城 (なかじまじょう)
所在地 千葉県銚子市中島町2-163 2016.12.7
説明板
登城ルート
外堀の逆川
中城
本丸跡と城跡碑
本丸三の丸間の空堀
中島城 本丸跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 利根川右岸の標高36m~43mの台地に、南北約300m東西約250mの広大な城域となっている。
本丸跡に建つ城跡碑の周辺はキャベツ畑などに利用されている。周辺に櫓台があるが、篠竹などに覆われて、はっきりしない。
【案内】 国道356号線(利根水郷ライン)より西に行った表記番地入口付近に路肩駐車できる[マップコード214 271 719*27]。
その東が本丸虎口で東に登ってゆき、畑の中の三叉路を左に行くと空堀(一部篠竹が密生している)があり、その東に回り込むと「中島城跡」の石碑が建てられている。
本丸の北に二の丸、本丸の西に三の丸、その北西から西にかけて四の丸があるが、いずれも畑となり一部空堀が埋められはっきりしない。
本丸東に一段下がって中城があり、畑や民家敷地となっている。東から南にかけて道路内側に逆川が流れており、髙田川と共に外堀の役目を担っている。
説明板は城跡東[マップコード214 272 494*22](地図)と城跡西(地図)の道路2ヶ所に建てられている。
昭和四十二年(1967年)2月20日、銚子市の史跡に指定された。
【歴史】 鎌倉時代からこの地方を治めていた千葉氏一族の海上(うなかみ)宗家の居城と考えられ、城郭の遺構が大規模なことなどから戦国時代に築かれたと思われる。
天正十八年(1590年)に落城したと伝えられている。