深見城 (ふかみじょう) (一の関城山)
最寄地 神奈川県大和市下鶴間2698 2014.6.12 2020.9.2
深見城 (ふかみじょう) (一の関城山)
最寄地 神奈川県大和市下鶴間2698 2014.6.12 2020.9.2
説明板
登城ルート(緑線は車道)
天竺坂入口・説明板
西側の堀・天竺坂
主郭・境川南岸
南内側の土橋・空堀
南外側の土橋・空堀
深見城跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 大和市深見と横浜市瀬谷区目黒町の境を流れる境川右岸台地縁辺部に築かれた崖端城となっている。
主郭は東西に細長く100m以上はある。西側の浄化センターとの間に天竺坂と呼ばれる空堀があり、主郭南側に空堀があり境川まで伸びている。
土橋が2か所あり左側は横矢が掛るように折れがみられる。
空堀の南に草木が多いが、折れのある空堀がもう1条残っている。
【案内】 横浜方面より3車線の国道246号線を行くと「大和市北部浄化センター」(表記番地)の道路標識があり、手前を左折し浄化センターの先、天竺坂入口にかろうじて駐車できる[マップコード2 251 706*06]。
主郭の西側に空堀(天竺坂)があり、主郭の南側にクランクした2重の空堀、2か所の虎口が設けられている。主郭は低くなった土塁が見られるが草が多く放置されている。
南に約160m行って右に行くと「深見歴史の森」があり、自然地形で外曲輪かも知れないが、前回はこちらと混同してしまった(当時参考にした「ニッポン城めぐり」の地図位置は今でも史跡公園側にマークされている)。
【歴史】 築城・廃城期は不明だが、享徳四年(1455年)という説もある。城主については隣接する瀬谷の領主・山田伊賀守経光などの諸説がある。