岩谷要害 (いわやようがい)
最寄地 栃木県大田原市堀之内457−2 2022.12.11
岩谷要害 (いわやようがい)
最寄地 栃木県大田原市堀之内457−2 2022.12.11
登城ルート
岩谷観音入口
神社・土塁が見えている
主郭北東の横堀
主郭
主郭西側の横堀
2郭西の横堀
3郭南の堀切
岩谷要害跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高50m】
【感想】 大田原市堀之内の比高50mほどの丘陵に築かれており、南北に3つの郭から構成されている。
それぞれの郭は周囲に空堀を巡らせてあり、特に主郭周辺は深く見応えがある。主郭や2郭は広いが、薮があって残念ながらはっきりしない。3郭の西側横堀は浅く南側に堀切がよく残っていた。
【案内】 県道27号線の表記番地南に岩谷観音入口がある[マップコード529 735 655*28]。駐車スペースは少なく、南西約150mにあるごみ置き場湯横に駐車した(地図)。
岩谷観音入口より登って行ったカーブ先の参道石段を登り、神社鳥居の先から土塁線が見えている。
直登すると主郭東の横堀に出、右に行くと堀道がありその先に堀切がある。
【歴史】 那須氏の重臣・角田氏の居城として築かれ、この地に大きな勢力を持っていた。
その後、角田氏は天正四年(1576年)黒羽に進出した大関氏に従った。角田氏の城として八幡館があり、大関氏に従った後は奥沢館に移ったという。