高玉城 (たかたまじょう) (高玉館)
最寄地 福島県郡山市熱海町高玉北梨子平103 2020.5.24
高玉城 (たかたまじょう) (高玉館)
最寄地 福島県郡山市熱海町高玉北梨子平103 2020.5.24
登城ルート
城址碑・遠景
愛宕神社鳥居
愛宕神社
主郭
西の郭から振り返った主郭土塁
西側1番目の堀切
2番目の堀切
高玉城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高40m】
【感想】 熱海町高玉の集落に向けて西から伸びた標高約386mの尾根先端に築かれている。
東端に愛宕神社が祀られ、西側に細長い主郭がある。西にL形の土塁があり、その西にも郭がある。
西尾根側に上下2段になった堀切がよく残っている。
【案内】 磐越自動車道「磐梯熱海IC」より県道24号線に入り、北に約100m行った左に、標柱が建てられそこに駐車できる[マップコード377 289 240*43]。
県道を北に200m程行った左手に城址碑が建てられている[マップコード377 288 475*17](地図)。
駐車スペースより西に行った表記番地先のカーブ地点に城跡入口がある(地図)。
少し北に愛宕神社鳥居があり、参道の階段を登ると2段の郭を経て愛宕神社に着く。
【歴史】 築城時期は不明だが、戦国時代から安土桃山時代頃にかけて二本松畠山氏の庶流・高玉氏の居城として使用されていた。
天正十七年(1589年)、伊達政宗の会津蘆名氏攻めに先立って、政宗の家臣片倉景綱に安子島城が攻め落とされ、その後高玉城も攻められて落城し、城主の高玉常頼は討死した。
落城後には政宗が撫で斬りを命じたため、その4年前の小手森城と同様、城内の兵など全員が殺害されたという。