城輪柵 (きのわのさく) (国の史跡)
所在地 山形県酒田市城輪嘉平田 2015.6.13
城輪柵 (きのわのさく) (国の史跡)
所在地 山形県酒田市城輪嘉平田 2015.6.13
城輪柵阯碑
政庁東門・東大路
正殿跡
政庁西門
政庁南門・南大路
西門址
城輪柵 政庁跡(地図)
【遺構★★★★☆】
【案内】 県道59号線南の水田の中の微高地にある。東側に入口があり、駐車場が設けられている[マップコード352 169 288*30]。
入口のトイレ横に「城輪柵阯」石碑が建てられ、少し南に説明案内板が設置されている。
東門、南門が築地塀、目隠し塀と共に復元されている。また、正殿、東脇殿、西脇殿、後殿、後殿付属東建物、後殿付属西建物、西門が柱型平面復元されている。南門の外に南東建物、南西建物が平面復元され、井戸が残り、全体模型が設置されている。
西方の「下城輪児童公園」西の水田内に外郭西門址が平面復元されている(地図)。
昭和七年(1932年)4月25日、国の史跡に指定され、昭和五十六年(1981年)2月23日、追加指定された。
【歴史】 城輪柵跡は平安時代の出羽国府跡とされている。
全体は一辺約720mの正方形で総面積は約52万㎡あり、昭和六年(1931年)に初めて発掘調査が行われ、翌年国の史跡に指定された。一辺115mの築地塀で囲まれた正方形の政庁である。