柏崎館 (かしわざきたて) (毛馬内城 )(けまないじょう)
所在地 秋田県鹿角市十和田毛馬内柏崎41 2017.4.25
柏崎館 (かしわざきたて) (毛馬内城 )(けまないじょう)
所在地 秋田県鹿角市十和田毛馬内柏崎41 2017.4.25
二の丸跡・説明案内板
説明案内板
本丸虎口・土塁・ 毛馬内柏崎館の建物
空堀
本丸・土塁
毛馬内柏崎館
搦手口(堀坂)
柏崎館 本丸跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 市街地より比高約25mの台地にあり、本丸の土塁・空堀がよく残っている。本丸からは眼下に毛馬内の町並が望める。
【案内】 二の丸に説明案内板が建てられている[マップコード297 678 212*38](地図)。二の丸は中央の二の丸通りの南側は住宅地、北側は廃屋や空き地となっている。また「毛馬内奉行所」や「二の丸通り」の標柱が建てられている。
二の丸通りを西に行くと左側に空堀があり、右側に搦手口へ下る堀坂がある。
本丸虎口の両側に高さ3mほどの土塁が長さ100m以上にわたって、二の丸側に残っている。中央に「毛馬内柏崎館」が建てられている。
【歴史】 慶長十二年(1607年)、藩主の命により毛馬内権之助政次によって築城され、翌慶長十三年(1608年)毛馬内古館から居を移した。
寛永十九年(1642年)、毛馬内政次が卒し、嗣子が4歳の幼年であったため、藩境警備の重責に耐えないとして、翌二十年(1643年)大湯より弟の毛馬内三左衛門直次が知行替となり柏崎館に入った。
明暦三年(1657年)、所替えにより毛馬内通代官となった桜庭氏の居館となった。