名生館官衙遺跡 (みょうたてかんがいせき) (国の史跡)
最寄地 宮城県大崎市古川大崎名生舘33 2017.10.25
名生館官衙遺跡 (みょうたてかんがいせき) (国の史跡)
最寄地 宮城県大崎市古川大崎名生舘33 2017.10.25
入口標識
案内板・遺跡
説明文
発掘場所付近
名生館官衙遺跡(地図)
【遺構★☆☆☆☆】
【感想】 案内板の北東(左後方)、木立の手前が正殿跡で発掘調査後、元に戻されていて空き地となっており、発掘場所付近の写真を撮ってきた。
【案内】 名生舘公会堂(表記番地)へ向かう「奥の細道湯けむりライン」線路西に「名生館官衙遺跡」の標柱と道標がある[マップコード141 363 574*22](地図)。
250mほど北西に次の道標があり、北に100mほど行くと案内板が建てられている(地図)。
昭和62年(1987年)8月17日、国の史跡に指定された。
【歴史】 7世紀末から10世紀に大崎地方西部を治めていた官衙(役所)の跡で、昭和55年からの発掘調査で掘立柱建物跡や竪穴住居跡が発見されている。
遺跡の範囲は南北1,100m、東西700mである。中世奥州探題大崎氏の「名生城」としても著名である。
板塀を巡らした政庁は東西53m南北61mの規模で、正殿と南北に2棟の脇殿などが建てられていた。