津谷館 (つやだて) (獅子ヶ館)
所在地 宮城県気仙沼市本吉町津谷舘岡51−6 2019.10.16
津谷館 (つやだて) (獅子ヶ館)
所在地 宮城県気仙沼市本吉町津谷舘岡51−6 2019.10.16
登城ルート(緑線は車道)
社会福祉協議会入口
駐車場(主郭)
駐車場南の段差
社会福祉協議会本吉支所(2郭)
横堀
横堀(続き)
津谷館跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 「本吉総合支所」北の丘陵先端部に築かれており、主郭は駐車場、2郭は「社会福祉協議会本吉支所」敷地となっている。
主郭北から西側に深い横堀が見られ、2郭西に竪堀、堀切が残っている。
【案内】 国道346号線より北に行った「本吉総合支所」横に説明板が建てられている。
北に少し行くと「社会福祉協議会本吉支所」入口がある[マップコード399 466 127*75]。
「社会福祉協議会本吉支所」(表記番地)が2郭で、その北の駐車場が主郭となっている。
【歴史】 南北朝時代葛西氏の家臣薄衣内匠亮清村が米倉氏を名乗り、嘉暦元年(1326年)津谷村に移った。
その後、清村の2男米倉玄蕃持村が、津谷、平磯、岩尻三村を所領とした。応安五年(1372年)津谷村獅子が館に居すとある。
以来、天正十八年(1590年)葛西氏滅亡まで2百数十年に亘り、米倉氏の居館となった。