北新波砦 (きたあらなみとりで)
所在地 群馬県高崎市北新波町197-6 2015.9.22
北新波砦 (きたあらなみとりで)
所在地 群馬県高崎市北新波町197-6 2015.9.22
説明板
砦跡碑
空堀・土塁
南側虎口・土橋・土塁
郭跡・土塁
北新波砦跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 県道10号線より北に100mほど行った長野幼稚園(表記番地)の北に隣接して史跡公園となっている[マップコード94 401 413*72]。
東西約75m南北約75mの正方形で南辺中央部に出桝状の突出部を付属させ、幅4~5mの堀と2m弱の土塁を巡らせている。突出部東側の土橋から外郭に通じている。
【発掘調査】 昭和59・60年度に高崎市教育委員会による発掘調査が行われ、建物跡や井戸跡と考えられる遺構や、生活用具類、古銭、墓石等が出土している。
【歴史】 15~16世紀に箕輪城主長野氏の多くの支城の中の一つであった。永禄九年(1566年)武田信玄による箕輪城落城の時、殉死した新波新左衛門が砦の将と伝えられる。