八幡館 (はちまんやかた)
所在地 栃木県大田原市前田1177 2022.12.11
八幡館 (はちまんやかた)
所在地 栃木県大田原市前田1177 2022.12.11
東側市道横の空堀跡
北側入り口
北側堀切
鎮国神社・大関公の碑
南側入口
八幡館跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 黒羽城から北に伸びた舌状台地の北端部に築かれている。館跡に鎮国神社が祀られ、「大関公の碑」が建てられている。
館跡は南北に細長く南側に堀切があり、東側市道に沿って空堀跡が見られる。また神社北側に堀切が残っている。
【案内】 黒羽城址公園の東側の市道を600m程北に行くと、左側に「関東ふれあいの道」の標柱が建っており[マップコード529 735 517*61](地図)、そこから階段を登ってゆくと、鎮国神社(表記番地)に至る。入り口付近に駐車できる。
【歴史】 那須氏の家臣・角田庄右衛門により築かれたとされる。岩谷要害と共に角田氏の本拠として使われ、この地に勢力を持っていたといわれる。
大関氏11代当主増雄が白旗城より黒羽に進出して八幡館に入ったとき、角田氏は奥沢館を築いて移り奥沢氏を称したという。