柴崎城 (しばさきじょう)
所在地 青森県北津軽郡中泊町小泊大山長根 2015.7.5
柴崎城 (しばさきじょう)
所在地 青森県北津軽郡中泊町小泊大山長根 2015.7.5
登城ルート(緑線は車道)
神明社鳥居
鳥居横城跡標柱・説明板
説明板
主郭・神明社
主郭・柴崎城址の標柱
柴崎城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 県道111号線の小泊漁港倉庫より南に600m、右に大きく林道を2.8㎞行った三叉路を(右に徒歩で行くと海岸にある神明宮社務所)左に200m行き終点に鳥居があり遊歩道入口・説明板が建てられ、駐車場がある[マップコード517 454 717*47]。
その北に下ると小泊神明宮があり、社殿の左に木製の城址標柱が建てられている。境内が柴崎城跡である。
遊歩道入口に「柴崎城跡 東北自然歩道」の標識があるが、上と下は無関係で、遊歩道の4.6㎞先には権現崎がある。間違って登ったらえらい目にあった。
【歴史】 一説に寛喜元年(1229年)十三氏を滅ぼし十三湊を手に入れた安東氏が蝦夷地支配の拠点として築いたと云われている。
嘉吉三年(1443年)南部義政の弟政盛は安東盛季に招かれ福島城を訪れた時、急襲して福島城を奪取した。
安東盛季は唐川城に逃れ、その後柴崎城に退却し、更に蝦夷地渡島へ落ちのびた。安東氏は渡島に逃れた後、度々領地奪還のため津軽に上陸し、南部氏に抗争を仕掛けた。