小鹿野要害山城 (おがのようがいやまじょう)
最寄地 埼玉県秩父郡小鹿野町三山3897−2 2019.1.30
小鹿野要害山城 (おがのようがいやまじょう)
最寄地 埼玉県秩父郡小鹿野町三山3897−2 2019.1.30
登城ルート(緑線は車道)
鉄塔横の登り口・駐車場
5合目付近の細い山道・鉄塔標識
102号鉄塔
2郭手前
2郭(奥に主郭)
主郭
主郭・石宮・城址看板
西尾根から見た堀切・主郭切岸
北の3郭・堀切
西側の細尾根「蟻の戸渡り」
小鹿野要害山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高250m】
【感想】 標高615mの戸蓋山頂上に主郭があり、北に3郭、南に2郭、段郭が残っている。堀切は浅く気休め程度である。
多くのサイトで書かれている通り、戸蓋峠からの西側尾根は尖って狭く、危険を伴うと思われ、避けた方が良い。今回登ったルートは一部階段があるが、大部分は細く、斜度もあり滑りやすく杖は必携だ。
【案内】 国道299号線の表記番地手前より左に赤平川を渡って、「新秩父開閉所」背後に続く道を、2、3回切替し登ってゆくと鉄塔前に駐車できる。Uターンできる十分な広さがある[534 712 084*40]。
鉄塔管理道入口より登る(地図)。右の沢を見ながらジグザグに、細く滑りやすい踏み跡を辿る。6合目付近が一部崩落しており、上に迂回すると、再び踏み跡に出、北西に登ってゆくと尾根の№102鉄塔前に出る。
そこからは緩やかで、北西に上り詰めると、細長い2郭に着く。途中に浅い堀切がある。
北に一段高い主郭があり石宮が祀られているが、広さは意外と狭い。北に浅い堀切、3郭がある。
西に下ってゆくと、浅い堀切がありその西に細尾根「蟻の戸渡り」があり、戸蓋峠に続いている。
【歴史】 北西約1.4kmにある鷹谷砦と共に、鉢形北条氏が武田氏の侵攻に備えて築いた城と思われる。