鶴巣館 (つるすだて) (鶴楯城)
最寄地 宮城県黒川郡大和町鶴巣下草迫127-1 2017.10.24
鶴巣館 (つるすだて) (鶴楯城)
最寄地 宮城県黒川郡大和町鶴巣下草迫127-1 2017.10.24
登城ルート
町道の館跡標柱
八幡宮
東丸下段の切岸
2の丸
本丸・北側土塁
主郭南の堀切
2番目の堀切
鶴巣館跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高40m】
【感想】 竹林川右岸の標高67.1mの丘陵にあり、東西約45m南北約60mの本丸や東に2の丸、2段になった東がある。
本丸西に西丸があり、その西側に2重堀切が残っている。
夫々の郭は広く、藪化した杉林で同じ景色が広がり迷わないように注意した方が良い。
【案内】 鶴巣下草地区の「下草コミュニティセンター」(表記番地)に駐車できる[マップコード110 574 810*80](地図)。
その向いの八幡神社の社殿左より登ると写真の石碑があり、藪化した尾根を西に登ってゆく。
比高20mほど登ると、東丸の切岸が見えてくる。2段になった郭を西へ歩くと整地され柵のある平坦地(2の丸)に出る。
南西へ進むと、広い本丸があり北から西にかけて低い土塁が残っている。さらに分け入ると、西丸があり、西側に2重堀切が残っている。
【歴史】 築城時期など詳細は定かでないが、江戸時代に書かれた『仙台領古城書上』によると、城主は黒川安芸守晴氏で永禄年間(1558~70年)まで居住したという。