上須々孫館 (かみすすまごたて) (上煤孫館)
最寄地 岩手県北上市和賀町煤孫10地割133−3-1 2017.10.25 2018.4.20
上須々孫館 (かみすすまごたて) (上煤孫館)
最寄地 岩手県北上市和賀町煤孫10地割133−3-1 2017.10.25 2018.4.20
登城ルート(緑線は車道)
西館西側空堀(車道より見える)
西館東側空堀
東館南側入口
東館土橋・空堀
東館土橋の左側空堀
東館主郭・土塁
上須々孫館跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高20m】
【感想】 和賀町煤孫の熊沢川を挟んだ東西の比高約30mの丘陵先端部にそれぞれ東館、西館跡がある。
上須々孫館経塚より車道を100mほど南西に行った右手を登ると、台地基部に空堀、土塁が残っている(道路から凹が見える)。北東側が上須々孫館西館で鬱蒼とした杉林となっている。
上須々孫館東館は直登もできるが、案内の通り行くと平坦地だけで簡単に辿り着く。土橋や深い空堀、高土塁が見応えがある。
【案内】 県道225号線より和賀町煤孫地区に入り南西に300mほど行くと12世紀後半に造られたとされる「上須々孫館経塚」があり、その西に西館がある[マップコード108 420 067*03]。
熊沢川を挟んだ東に上須々孫館東館がある(地図)。県道225号線より(和賀町煤孫10地割5)を過ぎ杉林に入り三叉路[マップコード108 390 590*68]を右に登ると秋田自動車道北側の農道に出、「法量野橋」付近に駐車できる。北に農道を進み突き当りを右に100mほど行き、杉林に入り北に向かうと、東館の空堀、土橋がある。
【歴史】 鎌倉時代初期、和賀義行の三男五郎右衛門尉景行が須々孫氏を名乗り、一帯を領して居城としたと思われる。