湯坂城 (ゆさかじょう)
所在地 神奈川県足柄下郡箱根町湯本657 2022.8.19
湯坂城 (ゆさかじょう)
所在地 神奈川県足柄下郡箱根町湯本657 2022.8.19
登城ルート
国道横の湯坂路登り口
100m先の石畳
3郭
2郭手前の土塁・堀切
主郭手前の土塁
主郭・東側土塁
主郭西の土塁
湯坂城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高170m】
【感想】 早川と須雲川の合流点に向けて西より伸びた標高約274mの尾根先端に築かれている。
説明板のある所が主郭で東西に土塁が残り、東に2郭、土塁、3郭と並んでいる。説明板に地形が変わり・・・とあるが、富士山の宝永大噴火も影響しているかもしれない。
【案内】 国道1号線に面した「天然温泉和泉」の有料駐車場を利用した[マップコード57 222 398*00]。(フロントに鍵を預け1時間500円)
国道の山側に「湯坂路」(鎌倉古道)の登り口があり、道標が建てられている(地図)。
所々石畳の残った割と広い古道で、東尾根に道標があり、その先が城跡である。
【歴史】 室町時代、大森氏が鎌倉古道を押さえるために築いた城といわれる。
明応四年(1495年)九月、相模支配を狙う伊勢宗瑞(北条早雲)は、相模小田原の大森藤頼を討ち小田原城を奪取した。
その後も小田原城を守る北条氏の支城として機能しており、天正年間には豊臣秀吉の侵攻に備えて整備された。