吉田山城 (よしだやまじょう)
最寄地 埼玉県飯能市坂石585−4 2017.10.4
吉田山城 (よしだやまじょう)
最寄地 埼玉県飯能市坂石585−4 2017.10.4
登城ルート
東郷公園入口
奥社拝殿右の登り口
土橋と堀切1
堀切2
吉田山頂上
尾根西側の主郭
吉田山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高250m】
【感想】 高麗川右岸の標高445mの吉田山頂上から北に伸びる尾根に土橋のある堀切1とその先に堀切2が残っている。
その北に南北に細長い主郭があり、面積は狭く巨岩がゴロゴロしている。烽火台として使われたのだろうか?主郭の西側に下ると腰郭がある。
この地に住んで15年ほどになるが、城跡があるらしいという事で登ってみた。2条の堀切を見つけられ、延々と登った甲斐があった
【案内】 国道299号線より高麗川を渡った、秩父御嶽神社の里宮福寿会館(表記番地)東の駐車場が利用できる[マップコード91 252 719*33]。
東郷公園は最高所の秩父御嶽神社奥社を中心に、三笠神社、乃木神社などの神社や東郷元帥像が建てられている。公園にはもみじが植えられ、晩秋には紅葉の名所となっている。
比高約150mの奥社まで石段や女道が設けられ、奥社拝殿右から吉田山へ続く山道がある。
南西に位置するピークを越え北西に200mほど行くと吉田山頂上に着く。西に下ると古刹「子ノ権現」に至る。
その北の尾根に土橋・堀切1と深い堀切2があり、その先に岩場の郭がある。西側の10mほど下段に主郭がある。
【歴史】 吉田山城の詳細は不明であるが、至徳年間(1384~87年)頃に、岡部六弥田の孫・岡部新左衛門が吾野に居住し、吉田山中腹の秩父御嶽神社を再建したといわれ、関連が考えられる。