古口館 (ふるくちたて)
最寄地 山形県最上郡戸沢村古口3029 2018.5.27
古口館 (ふるくちたて)
最寄地 山形県最上郡戸沢村古口3029 2018.5.27
登城ルート
バス停・説明板・上が城跡
説明板
消火栓(右へ登る)
西側の2郭
主郭西側の空堀
主郭・土塁
古口館跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 最上川の合流する角川左岸の台地上にある。主郭西側に空堀・土塁がよく残っているが、歯朶類が密生している。
空堀の西側は2郭と思われ、民家敷地や畑、空き地、杉林となっている。
【案内】 国道47号線より県道57号線に入ってすぐ、右側のバス停の擁壁上に「古口館」の説明板が建てられている[マップコード221 241 140*20]。その先の県道左側に駐車スペースがある。
バス停から100mほど行った消火栓横から登る(左の坂道は民家へ続く)。
【歴史】 文明六年(1474年)頃、庄内武藤氏の抑えとして清水氏が家臣・秋保飛騨守を置いて守らせ、以後秋保氏の居城となった。
飛騨守は最上義光の書状の「古口殿」で知られるが、清水氏配下の秋世日向か、清水家分限帳にみる秋保治郎作かは不明である。