中野館 (なかのたて) (道南十二館)
最寄地 北海道上磯郡木古内町中野木古内214−8 2017.7.10
中野館 (なかのたて) (道南十二館)
最寄地 北海道上磯郡木古内町中野木古内214−8 2017.7.10
森林事務所向いの推定館跡
森林事務所向いの推定館跡
推定館跡・畑
中野館跡(地図)
【遺構★☆☆☆☆】
【感想】 木古内森林事務所(表記番地)の向いの台地に登ってみると、民家の畑となっている。その西は鬱蒼とした杉林で踏み込めなかった。
【案内】 道道605号線を挟んだ木古内森林事務所の向いの台地と推定されている[マップコード86 053 568*40]。
【歴史】 松前藩の歴史を記した『新羅之記録』に十二の館が記されていることから、道南十二館と呼ばれる。
享徳三年(1454年)蝦夷地へ渡った武田信廣を慕って、佐藤彦助季行と息子の三郎左衛門尉季則が渡来し、中野館の館主となったと伝えられている。
佐藤氏は三代季連の時に松前家四世季廣の娘を娶り、代々松前家の重臣となっている。