牛越城 (うしごえじょう)
所在地 福島県南相馬市原町区牛越城下 2023. 9.23
牛越城 (うしごえじょう)
所在地 福島県南相馬市原町区牛越城下 2023. 9.23
説明板
登城ルート(緑線は車道)
城跡案内標識
2郭西の堀切
タンク西側(2郭)
主郭の配水タンク・説明板
配水池
本丸切岸・南側帯郭
牛越城跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 南相馬市原町区牛越城下の東西に伸びた丘陵に築かれている。
配水池の主郭の西に2郭、それを囲むように南北に帯郭がある。主郭以外は放置状態で鬱蒼としており、あまりはっきりしなかった。
【案内】 牛越浄水場南の道を反時計回りに登って行った配水タンク前に駐車できる[マップコード208 233 052*21]。途中は未舗装で、路面が雨でほじくられ落ちないように注意を要した。
タンク横に説明板が建てられ、主郭は配水池となっている。配水池南に階段があり南帯郭に行ける。
未舗装道を西に少し戻ると2郭西の堀切が見られる。
【歴史】 牛越上総介定綱が、文安二年(1445年)相馬高胤に滅ぼされるまで、居城とした。
その後、相馬氏の番城となり、天正年間(1573~92年)には重臣長野一露斎などが在番した。
その後、相馬孫次郎義胤が牛越城を改修し、慶長二年(1592年)小高城より移り、ここを拠点に領内を支配した。
慶長七年(1602年)牛越城下において野馬追のさなか相馬義胤に対し、関ヶ原の戦いで徳川方に与しなかったとして改易されたものの、同年十月に嫡子利胤をもって相馬氏領地、宇多・行方・標葉の三郡の再支配が認められ、再び小高城を居城とし、牛越城は廃城となった。『現地説明板』より。