地徳館 (じとくやかた)
最寄地 茨城県常陸太田市町屋町726−2 2020.4.25
地徳館 (じとくやかた)
最寄地 茨城県常陸太田市町屋町726−2 2020.4.25
登城ルート
登り口・説明板
2重堀切
2郭虎口
2郭(奥が主郭)
主郭
主郭東側の堀切
地徳館跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高90m】
【感想】 常陸太田市町屋町の標高約140mの山頂に築かれた東西100m南北30m(最大)の連郭式の山城である。
頂上は東西2段になっており、西側が少し低く2郭で、東側が主郭となっている。東尾根に堀切がよく残っている。
北側に帯郭があり、2郭と西の3郭の間に2重堀切が残っている。
【案内】 国道349号線に面したコンビニ「Gセブン」(表記番地)に駐車できる[マップコード379 050 770*80]。
国道向かい側に小さな説明板と案内標識が建てられ、そこから東に登る(地図)。
山道の要所要所に案内板が立ち木に括られており、迷わず登って行け、歩行距離は600m程である。
【歴史】 南北朝時代、佐竹氏の一族・福島豊後が築いたと云われる。
その後、室町時代から戦国時代に奥州勢に備えて根本氏が修築したと考えられる。