西別府館 (にしべっぷやかた)
所在地 埼玉県熊谷市西別府2154 2017.11.28
西別府館 (にしべっぷやかた)
所在地 埼玉県熊谷市西別府2154 2017.11.28
西別府館跡の石碑
安楽寺・別府氏墓
別府氏墓の説明板
五輪塔と板石塔婆(中央が頼重の塔婆)
西別府館跡(地図)
【遺構★☆☆☆☆】
【感想】 宅地の間の畑地となり、お堂の前に立派な石碑(昭和11年建之)が一基あるのみで、遺構は残っていない。東約1kmには東別府館 がある。
【案内】 安楽寺(西別府2044)に別府氏の墓があり、県の史跡になっている。
西に400mほど行ったお堂の前に、「史蹟 西別府舘阯」の石碑(昭和11年)が建てられている[マップコード34 070 371*21]。
二郎行助の五代目の別府頼重(文和三年(1354年)没)の板石塔婆が、安楽寺に保存されている。
【歴史】 成田太夫助高の長男助広が成田氏を継ぎ、次男行隆が別府氏、三男高長が奈良氏、四男助実が玉井氏を名乗って分家した。
その子太郎能幸は東別府に、二郎行助が西別府に数代相対して領知した。