吉沼大坪館跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 栗崎城の南東の台地に築かれており、北から西にかけて堀の役目をしたと思われる一段低い水田がめぐっている。
また金蔵院の裏に土塁が残っているが、全体的に墓地、宅地などに改変され遺構ははっきりしない。
【案内】 県道56号線より細い道を南に行った金蔵院(表記番地)一帯が大坪館とされる。金蔵院に駐車できる。
【歴史】 大祥寺城、栗崎城と共に原外記により築かれた。
文明十五年(1483年)、多賀谷3代基泰(家植)は吉沼の城を攻撃し、城主原外記父子を自刃に追い込んだという。
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