滝田城 (たきたじょう)
所在地 千葉県南房総市下滝田 2015.4.3
滝田城 (たきたじょう)
所在地 千葉県南房総市下滝田 2015.4.3
登城ルート(緑線は車道)
駐車場横の説明板
尾根道
伏姫像・展望台
南側堀切
本丸・標柱・石祠
北側堀切
滝田城 本丸跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高90m】
【案内・感想】 県道88号線より下滝田集落に入る交差点に「滝田城址」の標識があり、そこを左折約350m行き「滝田城址」標識を右折して100m、左折して駐車場に着く[マップコード 211 497 568*87](地図)。
駐車場横に説明板と案内図が建てられ、北西に尾根伝いに遊歩道が整備され、約400m行くと比高約90mの本丸に着く。
中間点(地図)に「伏姫・八房像」「滝田城展望台」がある。本丸手前と奥に堀切があり、本丸に「滝田城址」の標柱、八幡石祠、東京電力㈱鉄塔が建てられている。北に「櫓台」の標識がある。
東に下りると「上滝田根古屋」のもう一つの駐車場(地図)に至る。
【歴史】 築城年代は明らかではないが、『安房志』では、城代を里見五代義豊の妹を娶った一色九郎としている。
また『快元僧都記』の天文六年(1537年)の項には、里見六代義堯が天文三年(1534年)の犬掛合戦の後、暫らく房州部久里郡に居城していたと記され、これを滝田城とする説が有力である。
また南総里見八犬伝では、里見義実の居城で、八犬伝発祥の城とされている。『南房総市教育委員会説明板』より。