ユクエピラチャシ (複合丘頂式)(国の史跡)
所在地 北海道足寄郡陸別町トマム2 2014.8.10
ユクエピラチャシ (複合丘頂式)(国の史跡)
所在地 北海道足寄郡陸別町トマム2 2014.8.10
登城ルート
壕・土橋・南の郭
壕
壕
壕・平坦部・関神社
関寛翁碑
ユクエピラチャシ跡(地図)
【遺構★★★★☆】
【案内・感想】 国道242号線「陸別国道」より道道502号線に入り西へ約340m行き、右折北へ「新町団地」西を通って、表記番地の北に隣接した標高249.9m比高約35mの小山頂上にユクエピラチャシ跡がある[マップコード596 463 239*42]。
南北120mの頂上を壕で区切られた三つの郭が並び、東側は利別川の氾濫の崩落により、半分近く失われており、転落防止柵が設置されている。
関神社が祀られ、 西側に深い壕がよく残っている。
昭和六十二年(1987年)9月8日、国の史跡に指定された。南の郭に陸別町開拓の祖「関寛翁碑」がある。
【発掘調査】 発掘調査で鹿の骨や鉄器、骨角器など十万点以上の遺物が出土し、公民館、関寛斎記念館に展示されている。また柵跡が見つかっており、壕の外側に白い火山灰で覆われた大規模な盛土が確認された。