大向館 (おおむかいだて)
最寄地 青森県三戸郡南部町大向中居構38 2014.8.13 2017.4.24
大向館 (おおむかいだて)
最寄地 青森県三戸郡南部町大向中居構38 2014.8.13 2017.4.24
大向館配置図看板
佐野平館(推定)
中山構館(推定)
蝦夷館入口
蝦夷館
鎧神館(推定)
杉沢館
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 案内図により、はっきりと確認できるのは、蝦夷館、杉沢館だけで、鎧神館、中山構館、佐野平館は小高い場所を想定して撮影した。現在はどこも果樹園、田畑となっている。
【案内】 県道134号線交差点東に「住谷野牧大向木戸口跡」標柱があり(地図)、450m西に下った所に民家の崖前に大向館配置図看板が建てられている [マップコード209 813 855*85](地図)。
糠部(三戸)五ヶ城(三戸城・平良ヶ崎館・聖寿寺館・馬場館・大向館)の一つ。鎧着用の武神と見られる岩が前面に建つことから鎧神館(よろいがみだて)とも言われる。鎧神館(地図)・蝦夷館(地図)・中山構館の3つの曲輪の総称とされる。
配置図によると「住谷野牧赤石木戸口跡」標柱(地図)の東1km に赤石館、直前に杉沢館(地図)がある。西に佐野平館があり、南に南部藩営牧場「住谷野牧」があった。
【歴史】 住谷野牧は元和元年(1615年)南部27代藩主利直により藩営牧場9枚の一つとして再興された。赤石、大向の2つの木戸があった。