中山城 (なかやまじょう)
最寄地 群馬県吾妻郡高山村中山230 2019.2.3
中山城 (なかやまじょう)
最寄地 群馬県吾妻郡高山村中山230 2019.2.3
登城ルート
城跡碑・説明板
三の丸
三の丸南の空堀・奥が三の丸
二の丸空堀(奥の積雪部が三の丸)
二の丸本丸間の空堀
本丸西側の空堀
本丸・看板
説明板
中山城 本丸跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高15m】
【感想】 高山村の中山盆地にあり、南北に伸びる比高15mほどの丘陵に築かれた輪郭式の城である。
本丸と周囲の空堀はよく整備され、遺構は見栄えするが、2郭と外側の空堀は鬱蒼としている。3郭は畑として利用されている。
【案内】 国道145号線「中山」交差点の西、表記番地の東に駐車場のような広い路側帯があり、そこに説明板、城跡碑が建てられている[マップコード183 429 587*44](地図)。
国道東側から北に標識に従って農道を行き、左に折れると橋があり、右に行くと本丸に着く。橋から左に登ると三の丸南の空堀の道に着く。
本丸は約50m四方の広さがあり、東側切岸を除いた他の三方にコの字形に土塁が・空堀がある。
その周囲に二の丸があり、北西と南西が空堀で3つに切られ、あたかも別の郭の様相を呈している。
二の丸の西と南側に広大な三の丸がある。L字型の三の丸の北側に帯郭、北郭がある。
【歴史】 築城年代は定かではないが、沼田城と岩櫃城の中間にある境目の城として、天正十年(1582年)小田原北条氏によって築かれたと推定される。
天正十八年(1590年)北条氏の滅亡後、廃城となった。