磯部城 (いそべじょう)
所在地 神奈川県相模原市南区磯部951 2020.9.2
磯部城 (いそべじょう)
所在地 神奈川県相模原市南区磯部951 2020.9.2
遊歩道入口・河川敷
土塁・案内板
土塁
御嶽神社・由来
由来
上磯部の土塁(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 相模川左岸の河岸段丘上にあり、住宅地となり遺構は少ないが、北端の土塁が見られる程度である。
しかしながら、主郭があったとされる下磯部御嶽神社から約850m離れており、城跡そのものの土塁というよりも、付属施設の土塁と見るのが自然だ。
【案内】 相模原市南区磯部の相模川左岸河川敷に駐車でき、遊歩道入口がある[マップコード2 331 301*66](地図)。
遊歩道を約150m行くと左に「上石部の土塁」の案内板が建てられている。東西約60mに土塁が伸びており、東端に墓地、稲荷神社がある。
また約850m南の下磯部御嶽神社(表記番地)鳥居横の由来文に磯部城の記載がある[マップコード2 301 128*34]。
【歴史】 文明八年(1476年)長尾景春の乱が起き、長尾景春の家臣・金子掃部助が城主であった小沢城(愛川町)の支城として翌年頃、景春に味方した者が築城したと云われる。
文明十年(1478年)太田道灌の軍勢に攻め落とされたと云われる。