佐良土館 (さらどやかた)
所在地 栃木県大田原市佐良土823 2018.7.3
佐良土館 (さらどやかた)
所在地 栃木県大田原市佐良土823 2018.7.3
登城ルート
西側空堀
説明板・標柱
説明板
館跡・お城の看板
館跡・東側土塁
佐良土館跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 箒川に注ぐ岩川の西側の微高地にあり、東西約54m南北約72mの広さで、南を除く三方に高さ5m前後の土塁が残っている。
【案内】 国道294号線より東に行った表記番地東の微高地にあり、西側に堀跡が残り、南東側に説明板と標柱が建てられている[マップコード222 720 214*42]。民家跡地には「お城」の看板が建てられている。
昭和四十一年(1966年)2月15日、大田原市の史跡に指定された。
【歴史】 天正十八年(1590年)烏山城主・那須資晴(すけはる)が豊臣秀吉の小田原征伐に参陣しなかったため、所領を没収され、佐良土館に閑居させられた。
資晴は慶長十五年(1610年)に没し、わずか20年で廃城となった。資晴は福原の玄性寺に葬られたといわれるが、法輪寺にも資晴の墓と伝わる古墓がある。