尻高田要害 (しったかだようがい)
所在地 栃木県大田原市北野上 2022.12.18
尻高田要害 (しったかだようがい)
所在地 栃木県大田原市北野上 2022.12.18
登城ルート
国道からの入口(左へ)・遠景
主郭北の横堀
主郭最高所
主郭南の堀切・2郭
2郭
2郭南の堀切
3郭南の横堀
尻高田要害跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高90m】
【感想】 野上川に向けて南から伸びた標高336mの尾根に築かれている。
主郭は広く2段になっており、北側に横堀がよく残っている。南側に少しずつ下がって2つの郭があり、堀切や南端の横堀が見られた。
【案内】 国道461号線の牧畜農家南から橋があり[マップコード529 710 170*11](地図)、野上川に沿って2枚の田んぼ畦を南に行き尾根のせり出た用水路横から登る(地図)。
最初は急斜面だが少し登ると緩やかな尾根が続き、尾根は主郭北の堀切に出る。
主郭の北西から北東にかけて横堀がよく残っており、主郭南に堀切、2郭、堀切、南北に細長い3郭と並んでいる。3郭の南に埋まっているが横堀が見られる。
【歴史】 天正年間(1573~92年)那須一族の伊王野氏により、佐竹氏の那須侵攻に備えて築かれた城と伝えられている。