洲崎館 (すざきだて) (国の史跡)
所在地 北海道檜山郡上ノ国町北村 2014.8.5
洲崎館 (すざきだて) (国の史跡)
所在地 北海道檜山郡上ノ国町北村 2014.8.5
説明板
砂館神社・舘跡碑
砂館神社
土塁・曲輪
土塁・曲輪
空堀・土塁
洲崎館跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 国道228号線北村交差点より西に150m行った「砂館神社」敷地内にある[マップコード807 794 737*15]。砂館神社拝殿の東に土塁と空堀が良く残っている。
平成十八年(2006年)3月31日、「上之国館跡」として洲崎館跡が国の史跡に指定された。
【歴史】 長禄元年(1457年)のコシャマインの戦いで功を挙げた武田信広が、上之国守護・蠣崎季繁の養女である安東政季の娘を妻とし同年、洲崎館を築いた。またこの時「建国の大礼」を行った。
この後、信広は地の利と景勝を誇る夷王山の麓に勝山館を築き松前藩3百年の礎を作った。近年中国銭2千5百枚、中国製青磁・白磁、珠洲焼陶器や人骨が発見されている。