金子氏館 (かねこしやかた)
所在地 埼玉県入間市木蓮寺874 2023.1.12
金子氏館 (かねこしやかた)
所在地 埼玉県入間市木蓮寺874 2023.1.12
入間霊園・千体地蔵塔
金子十郎家忠一族墓の碑
位牌堂
金子十郎家忠一族の墓
金子氏館跡(地図)
【遺構★☆☆☆☆】
【感想】 「入間霊園」として雛壇状に整地され、遺構は見当たらないが、金子十郎家忠の開基と伝わる瑞泉院(廃寺)跡に一族の墓が祀られている。
【案内】 県道63号線「豊岡街道」より北に行った「入間霊園」内にあり、駐車場が利用できる[マップコード23 833 320*85]。
千体地蔵塔の左奥に金子十郎家忠一族墓の碑がありその上に宝篋印塔が保存され、説明板が建てられている。
【歴史】 武蔵七党の一つ村山党に属し、村山頼家の子家範が金子に住して金子氏の始祖となった。
家範には3人の子がおり、長男高範は承久の乱(1221年)で討ち死にし、鎌倉幕府より恩賞として子孫に難波田の地を与えられ難波田氏を名乗った。
次男十郎家忠は平安時代末期の保元・平治の乱や源平の合戦(1180~85年)で武勲を立てた。その功績により武蔵国金子や伊予国新居郡(金子城)や播磨国鵤荘ほかの地頭となった。
3男は近範で事績は不明。