赤須館 (あかすだて)
所在地 茨城県常陸太田市春友町 2020.4.25
赤須館 (あかすだて)
所在地 茨城県常陸太田市春友町 2020.4.25
登城ルート
橋を渡る
No.17鉄塔手前を右へ
No.18鉄塔横の空堀
主郭・南虎口
南尾根の堀切
赤須館2郭跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高50m】
【感想】 里川左岸の標高84mの丘陵西端部にあり、南北に3つの郭が並んでいる。
浅い空堀や、低い土塁が残っているが、通路以外は笹藪となっていて、はっきりしない。
【案内】 国道349号線が里川を渡った右側に農道入口がある[マップコード379 020 456*05]。北に200m程行った国道右に駐車スペースがある(地図)。
ガードレールより東へ農道を行った沢の橋から登る(地図)。割と広い山道があり、2ヶ所折り返してNo.17鉄塔標柱手前より右に登ってゆく。
No.18鉄塔の南に浅い堀切と土塁の残る2郭がある。
その南に低い土塁を南北に備えた主郭がある。3郭はほとんど自然地形であるが、南尾根に2条の堀切が残っている。
【歴史】 築城年代は定かではないが、太田大夫通延の子・佐都荒大夫通成の3男・彦四郎通頼が赤須村に住んで赤須氏を称した。
通頼は赤須城主にして佐都神社の長官を務めた。